『嵯峨鳥居本』
京都・嵐山

SAGA TORIIMOTO
ARASHIYAMA・KYOTO

文化と自然が共存する嵯峨鳥居本
Saga-Toriimoto where culture and nature coexist

千年を超えて続く文化
A culture that has lasted over a thousand years
京都の嵐山。渡月橋から寺社を抜けて清凉寺へ。
そこからつづく緩やかな坂道は、愛宕神社を詣でる人々で賑わった旧街道。
江戸時代から続く老舗のお茶屋や手業を凝らしたお土産屋、茅葺の古民家など、
古き良き京都を感じる、趣のある町並みがいまでも残ります。
野念仏寺に奉られたたくさんのお地蔵さん、愛宕念仏寺に並ぶ表情豊かな羅漢さんを訪ねて、悠久の時に思いを馳せませんか。

Arashiyama, Kyoto. The gentle slope leading from Seiryouji Temple is an old highway crowded with people paying homage to Atago Shrine.
The old streets are still lined with old restaurants, handcrafted souvenir shops, and thatched houses that have remained since the Edo period, giving a sense of Kyoto's good old days.
Why not visit the many Jizo statues at Adashino Nenbutsu-ji Temple and the expressive arhats at Otagi Nenbutsu-ji Temple and contemplate the long history of the city?
自然と共にある暮らし
Life with Nature
竹林や路肩に咲く野草。手入れされた庭。お地蔵さんに添えられたお花。
豊かな自然とともに、整えられた街道の佇まいからは、
そこに暮らす人々の息吹を感じます。
忙しく過ぎる日々のなか、少しゆっくりとした時間が流れる街道へ。
のんびりと散策にでかけましょ。

Wildflowers blooming in bamboo groves and along roadsides. A well-kept garden. Flowers attached to Jizo-san.
The richness of nature and the well-preparedness of the streets,You can feel the breath of the people who live there.
In the midst of our busy days, we take a leisurely stroll along the streets, where time slows down a bit.

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いつまでも愛される嵯峨鳥居本のために
For Saga-Toriimoto to be loved forever


風景と共に旅を楽しめるお店
A store where you can enjoy your trip
古の旅人気分で一休み。
restaurant
平野屋/Hiranoya
愛宕詣の旅人に供され喜ばれてきた名物志んこ団子。時が止まったような空間に、古の旅人たちの気配を感じます。
つたや/Tsutaya
「宇宙一、おいしい」と噂の、江戸時代から愛され続ける自家製桜餅。もちろんお料理も絶品です。
遊山/Yusan
奥嵯峨の自然豊かな空間で、和とフレンチの創作料理を楽しめます。ゆったりとした時間を堪能してください。
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1,000円
会えないからこそ贈り物を。
souvenir store
パーシモン/Persimmon
店主自ら買い付けもする、アールヌーボーからミッドセンチュリーまでのアンティークスが並んでいます。暮らしを彩る出会いがあるといいですね。
竹内陶遊/Takeuchi-Toyou
京焼・清水焼窯元、伝統工芸士の陶遊です。すべて手作りで制作し直売もしております。自分のご褒美に、お土産にお気に入りの器を是非見つけてください。
たかぎ/Takagi
かわいい店内には、京都らしいお土産がたくさんで外国人には大人気。おひとつどうぞ。
TEL:075-871-3935
嵯峨野工房/Sagano-workshop
様々な表情の和紙が創作意欲をかき立てます。紙の糸で織った帯など、掘り出し物もありそうですよ。
TEL:075-882-1210
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1,000円
道案内もおまかせあれ。
parking lot
松山駐車場/Matsuyama Parking Lot
化野念仏寺のすぐ前にある、散策に便利な駐車場です。駐車場の横には、立派な茅葺きの古民家が。

今井駐車場/Imai Parking Lot
大型車も観光バスも、余裕を持って停められます。鳥居本の魅力を、あれやこれやと教えてもらえるかも。
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1,000円

アクセス
visit us

▽For foreign tourists▽

▽嵐山(渡月橋)から、嵯峨鳥居本町並み保存館(無料の観光案内施設)まで

  • 徒歩:町並みを散策しながら90分
  • レンタサイクル:坂道を頑張って25分
  • 人力車:坂道を頑張ってもらって25分
  • 自動車(バイク):今井駐車場・松山駐車場まで15分
▽おすすめ▽
行きは徒歩でゆったりと散策し、帰りは京都バスにのって嵐山(各鉄道)へ戻るのがオススメです。
▽交通機関リンク▽

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\もっと鳥居本/

more Saga-Toriimoto

嵯峨鳥居本 歴史的な通り

嵯峨鳥居本の風光明媚な町は、愛宕神社に至る古い参道に沿って、京都西部の奥嵯峨地域にあります。渡月橋や天龍寺、嵯峨野竹林などの嵐山の人気スポットから約30分歩くと、愛宕山の麓へたどり着きます。この道沿いには、いくつかの博物館や史跡があり、また、この辺りで葬られた人々の約8000の石仏・石塔を安置するあだしの念仏寺や、1200体の羅漢像で有名な愛宕念仏寺などのお寺もあります。

嵯峨鳥居本のメインストリートには、よく手入れされた19世紀から20世紀初頭の建造物が多く存在するため、1979年に、京都の4か所の伝統的建造物群保存地区の1つとして国の選定を受けました。格子窓、漆喰壁、そして瓦葺屋根または茅葺屋根のある伝統的な町家と農家が両方あることが、この地区の特徴です。多くの人で賑わう嵐山地区に近いにもかかわらず、嵯峨鳥居本は何世紀にもわたって伝統的な雰囲気を維持し、山々や野原、畑に囲まれ、その魅力を高めています。

16世紀末には、農林業や漁業の集落がすでにここに存在していましたが、愛宕神社への参拝者が増えるにつれ、その旅行者のニーズに応じた門前町へと発展しました。鳥居本は「鳥居の足元」を意味し、その鳥居とは、町の主要な通りの端にある大きな朱色の門、つまり愛宕神社の一之鳥居のことです。19世紀後半にこの町は、商人や農家の家が並び、また巡礼者のためのお店や茶屋も軒を連ねる、栄えた町になりました。

現代では、依然として個人の住宅として機能している建造物もあります。その他、カフェ、茶屋、骨董品店、または土産物専門店に転用されている建造物もあるので、町並みや周辺の史跡の散策を様々に楽しめます。保存状態の良い町家の1軒を復元整備してできたのが京都市嵯峨鳥居本町並み保存館ですが、そこで来館者は、この地区とその歴史を学ぶことができます。

Saga Toriimoto Historic Street

The scenic town of Saga Toriimoto lies in the Okusaga area of western Kyoto along an ancient pilgrimage route to Atago Shrine. A 30-minute walk from such popular spots in Arashiyama as the Togetsukyo Bridge, Tenryuji Temple, and the Sagano Bamboo Forest takes visitors to the foot of Mt. Atago. The road passes several museums, historic sites, and temples, including Adashino Nenbutsuji, which memorializes 8,000 grave markers of people buried in the area over the centuries, and Otagi Nenbutsuji, famous for its 1,200 statues of arhats (rakan). 

Many well-maintained houses from the nineteenth to the early twentieth century line the main street of Saga Toriimoto, and the area was nationally designated one of Kyoto’s four Important Preservation Districts for Groups of Traditional Buildings in 1979. It features a mix of traditional townhouses and farmers’ houses with latticed windows, stucco walls, and tiled or thatched roofs. While close to the bustling Arashiyama, Saga Toriimoto has maintained its historic atmosphere for centuries, surrounded by mountains and fields that add to its appeal.

A settlement of farmers, foresters, and fishermen already existed there by the end of the sixteenth century, but as the number of pilgrims to Atago Shrine grew, the settlement developed into a shrine town that catered to the needs of travelers. Toriimoto means “at the foot of the shrine gate,” which refers to the large vermilion gate at the end of the town’s main street, the first torii gate of Atago Shrine. By the second half of the nineteenth century, it was a flourishing town where merchants’ and farmers’ houses stood alongside shops and teahouses that accommodated passing pilgrims.

Some of the historic buildings of Saga Toriimoto continue to serve as private residences even in modern times. Others have been repurposed into cafés, teahouses, antique stores, or specialty gift shops, offering a variety of ways to explore the townscape and the neighboring sites. A well-preserved merchant house was renovated to become the Saga Toriimoto Town Preservation Center where visitors can learn more about the neighborhood and its history.

小見出し

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鳥居本散策マップ
街道を気ままに散歩して目に止まった風景を切り取りイラストと合わせて紹介します。
言葉では伝えきれない空気感に、ぜひイラストで触れてください。

旅の案内人

profile:飯川 友紀子/イラストレーター
京都府出身
デザイナーの傍らイラストレーター・作家として活動。
目に見えるものを背景に、そうでないものをイメージして描く。
大分、丹波、京都と移り住み、現在は地元京都にて活動。
目に見えそうで見えないものを感じながら、草花や動物を主な題材に、紙や写真、窓に描く

1,茅葺き屋根

町並み保存地区に向かう途中、日本昔話に出てきそうな茅葺屋根の家を見つけました。
ススキや葦、チガヤなどの植物で作られている屋根、
人が作った造形物が自然に溶け込み独特の風情を作り上げています。

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2,ひっそり

観光スポットの隙間を埋めるように、木々や民家に隠れ
無数のお地蔵さんがひっそり。
足元だけでなく、目線より上のあたりにもお地蔵さんを発見しましたよ。
皆さんも色んなお地蔵さんを見つけてみてくださいね。

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3,たゆたう線

少しの間立ち止まり、この風景を眺めてみました。
人や動物、風や花びら、ありとあらゆるものがこの街道を通り過ぎていき、
目に見えない線がこの街の歴史を教えてくれます。


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4,なんかいそう?

歴史的な背景を持つ民家を見ていると、通気口に金網と柵が付いていました。
動物が出入りしないように、作られたのでしょうか?
自然豊かなこの地域ではどんなお尋ね者が侵入してくるのか、
 ちょっとおっかないけれど見てみたいものですね、想像が膨らみます。

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5,人も虫も。

化野念仏寺では人だけでなく、虫も供養されていました。
こちらの石仏は人型ですが、近くに「虫塚」という塚があります。
同じこのお寺でお経をあげ、供養が行われるということが
虫も人も、同じひとつの命であるということを教えてくれます。

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6,苔の絨毯

湿度の高いこの地域では、石垣にも屋根にも苔が生い茂っています。
町一帯は山の色、茅葺や瓦の色、いろんな色がありますが、
一番印象的だったのは苔の青々とした緑でした。
雪が積もったら白と緑のコントラストが美しいでしょうね。

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